2019年9月24日
「キックオフシンポジウム開催報告」
2019年9月7日に、慶應義塾大学三田キャンパスにて本領域のキックオフシンポジウムを開催しました。残暑が厳しい土曜日でしたが、150名以上の方々にご参加いただき、非常に盛況のうちに終えることができました。生命金属に関わる研究が多くの研究者から注目されていることを実感し、身の引き締まる思いです。シンポジウムはまず、津本 領域代表(東大)・城 領域運営統括(兵庫県立大)から本領域の概要および連携研究促進の取り組みについての説明があり、それぞれの研究班(A01, A02, A03, B01)の班長から、研究の目的や方向性に関する説明がありました。その後、米国ジョージア工科大学のChristoph Fahrni教授と米国ノースウェスタン大学のThomas O’Halloran教授の2名を招待し、特別講演を行なっていただきました。Fahrni教授の講演では、銅イオンの細胞内動態を理解するために必要となる各種プローブ分子について非常に精緻な研究成果が発表され、O’Halloran教授の講演では、受精の際に亜鉛イオンが果たす重要な役割についての発表があり、生物無機化学と生殖医療という異分野融合を実現させた刺激的な内容で、いずれも本領域の理念と合致したものでした。Fahrni教授・O’Halloran教授には、計画研究代表者の博士研究員や学生を中心とした「サテライト発表会」にも参加していただきました。世界的に著名な研究者と英語で討論する機会は、若手研究者にとって大きな刺激になったことと思います。お忙しい中ご参加いただきありがとうございます。今後とも本領域のサポートをよろしくお願いします。

Kick-off Symposium 
Special Lecture by Prof. Thomas O’Halloran 

Special Lecture by Prof. Christoph Fahrni
