【オンライン開催】第62回日本植物生理学会年会

高野 順平(A01-3班 研究代表者)と田畑 亮(A01公募班 研究代表者)がオーガナイザーを務め、シンポジウム「生命金属科学の新展開」がIBmSの共催として開催されます。詳細はこちらをご覧下さい。

概要
植物を含むすべての生物において、生体内に微量に存在する金属・半金属元素(生命金属と呼ぶ)は生命維持に必須である。しかし、生物が生命金属を吸収・輸送・活用するにあたり、センサー、輸送体、金属タンパク質がどのように生命金属を認識して機能するのか、疑問は尽きない。本シンポジウムでは、植物科学のみならず、数理モデル、動物細胞、プローブ合成など多様なアプローチで生命金属研究を進める研究者による最新の研究成果を紹介し、今後の生命金属科学の展開について議論したい。本シンポジウムは新学術領域「生命金属科学」との共催シンポジウムとして開催する。

田畑 亮(名古屋大学)
「生命金属「鉄」動態を制御する植物の器官間シグナル伝達機構」
小林 高範(石川県立大学)
「鉄・亜鉛結合性ユビキチンリガーゼHRZによる植物の鉄欠乏応答と鉄感知」
天貝 佑太(東北大学)
「哺乳動物細胞分泌経路における亜鉛調節とタンパク質品質管理」
丸山 明子(九州大学)
「金属の吸収および蓄積に果たす硫黄同化・代謝の役割」
反田 直之(東京大学)
「輸送シュミレーションによる生命金属の動態予測」
高野 順平(大阪府立大学)
「ホウ酸トランスセプターBOR1」
田村 朋則(京都大学)
「コンディショナルプロテオミクスによる生命金属関連タンパク質の同定」

【実施報告】(高野 順平・大阪府立大)
オンライン形式にて開催された第62回日本植物生理学会年会の2日目にIBmSとの共催シンポジウム『生命金属科学の新展開』を開催しました。本シンポジウムでは、「生命金属科学」研究を進める植物生理学会所属の5名 (計画班員1名、公募班員3名、連携研究者1名) の最新の研究成果に加え、天貝公募班員による動物細胞における金属細胞生物学、田村計画班員による化学プローブの合成と金属科学への利用に関する先進的な研究成果を紹介しました。60名以上の方々にご参加いただき、活発な質疑がなされ、盛会のうちに終えることができました。本シンポジウムが生命金属科学における植物生理学、あるいは植物生理学における生命金属科学の発展の一助となれば幸いです。演者とご参加いただきました聴衆の皆様に厚く御礼申し上げます。

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