The 8th International Symposium on Metallomics

日時:
2022-07-11 – 2022-07-14 終日
2022-07-11T00:00:00+09:00
2022-07-15T00:00:00+09:00
場所:
金沢商工会議所
お問い合わせ:

B01-1計画班の小椋がメタロミクスに関する国際シンポジウムをオーガナイザーとして開催いたします。詳細はこちらのページをご覧ください。

特に、7/11の13:00-15:30に、本新学術領域のリーディングサイエンティストである末松誠 先生(慶応大・医)がプレナリーレクチャーをされます。

また、7/12の9:00-11:00には、本新学術領域との共催で「Recent Progress in Bio-metal Transport」というセッションをA01班 高野・A02班 古川・A03班 神戸が担当します。

講演者は、
Luqing Zheng(Nanjing Agricultural University)
神戸 大朋(京都大学)
高野 順平(大阪府立大学)
藤代 瞳(徳島文理大学)
福中 彩子(群馬大学)
となっております。

みなさま、ぜひご参加ください。

The 8th International Symposium on Metallomics (ISM-8)を開催して
B01班 小椋康光(千葉大院薬)
2022年7月11-14日の会期で石川県金沢市においてISM-8を開催させていただいた。本領域に参画させている先生方には、ISM-8のアドバイザリーボード、国内組織委員、シンポジウムオーガナイザー、シンポジスト、座長、一般講演、ポスター講演など、多岐にわたりご協力をいただいたこと、また本領域から開催補助経費を支弁していただいたことに対し、まず御礼申し上げたい。
ISMは2007年に名古屋において、原口紘炁先生(現名古屋大学名誉教授)が第一回目の会議を主催されて以来、2年毎にシンシナッティ(米国、2009)、ミュンスター(ドイツ、2011)、オビエド(スペイン、2013)、北京(中国、2015)、ウィーン(オーストリア、2017)、ワルシャワ(ポーランド、2019)と開催され、当初8回目の会議は2021年に千葉の幕張で開催する予定であった。しかし、コロナ禍により1年の延期と開催場所を首都圏から変更することを余儀なくされ、2022年に金沢市で開催する運びとなった。引き続きコロナ禍の影響から脱することができていない中、幸いなことに205名の参加者があり、うち150名が対面参加であった。国外からの対面参加者を受け入れることについては、実行委員会で議論を重ねたところ、できる限り受け入れる方向で進めようということで意見がまとまり、受け入れに必要な事務手続きなども実行委員会と運営事務局との協力・連携により、滞りなく進めることができた。その結果、ヨーロッパを中心に22名の海外参加者を迎え入れることができた。一方、アジア・アメリカの参加者を中心に33名にオンラインで参加をいただいた。
ISMは、もともと生体や環境中の金属分析を行っている研究者が多かったが、回を経る毎に、生物無機化学、毒性学、生態学、医学、薬学、農学等の分野を増やす努力を重ねてきたことにより、ISM-8においても“生命金属”をキーワードとする多様な研究者に参加をいただいた。一方、第1回目から参加している金属分析に興味のある研究者や協賛企業も多く参加しており、毎回のISMで新たに注目されている生命金属分析法のトレンドを伺い知ることもできる。生命金属分析法の発展が、あらたな金属の関与する生命現象の解明に貢献してきたことは、過去を振り返れば数多の例があるため、今後もどのように分析法が発展していくのかについては、B01班員としては大いに着目しているところである。
次回のISM(ISM-9)は、2024年の7月にロンドン(英国)で行われることが決まっている。組織委員長は、Kings College in Londonに設置されているLondon Metallomics Facilityに所属するDr. Theodora Stewartである。余談ではあるが、北米にはシンシナッティ大学内にMetallomics Center of the Americasという研究センターがあり、最近では中国科学院(CAS)と香港大学(HKU)が合同でCAS-HKU Joint Laboratory of Metallomics on Health and Environmentという研究機関を立ち上げた。特にこの中国の組織は精力的に研究を展開している。一方、Metallomicsという学術雑誌は、2009年にRoyal Society of Chemistryで創刊され、2021年からはOxford University Press(OUP)に発行元が変わっている。最新のIFは4.636である。Metallomics は日本発のサイエンスであり、ISMの第一回目の会議は上述の通り、日本で開催されている。また2021年からは(一社)日本微量元素学会からMetallomics Researchという、OUPのMetallomics誌とは異なる編集方針の英文誌を刊行するに至っている。本領域をはじめ、我が国の生命金属研究も精力的に展開されている。今後もMetallomics発祥国として、世界の中でプレゼンスを発揮し続けることを願っている。
※Metallomics Research誌のURLは以下のとおりです。是非、ご投稿を検討ください。
https://metallomicsresearch.brte.org/


末松 誠先生(慶応大学医学部)によるPlenary Lecture。座長は、本領域運営統括・城 宜嗣先生


本領域の先生方によるシンポジウム

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