高野 順平(A01-3班 研究代表者)が世話人として、植物の栄養研究会 第6回交流会をIBmSとの共催として開催しました。詳細はこちらをご覧下さい。
【実施報告】
植物の栄養研究会は、植物の栄養をキーワードに学会などの垣根を越えて様々な研究者が集まり, 情報交換や交流を行う会です。第6回交流会は、当初は大阪府大での開催を予定していましたが、オンラインに変更して開催しました。講演 (12件) はZoom、ポスター発表 (34件) はLINC Biz、懇親会はSpatial Chatにて行いました。ポスター発表では前日より閲覧を開始し、コアタイムにはビデオ会議でプレゼンテーションと質疑を行いました。若手発表賞として2名の最優秀発表賞と4名の優秀発表賞を授与しました。IBmSからは公募班員の丸山、田畑、小林が講演し、高野の研究室から3名がポスター発表しました。100名以上の方々にご参加いただき、活発な質疑がなされ、盛会のうちに終えることができました。演者の皆様と参加頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。
【講演一覧】
榊原均 (名古屋大学 生命農学研究科)
野生イネOryza longistaminataはどのようなしくみで窒素栄養に対応しているのか?
櫻庭康仁 (東京大学 農学生命科学研究科)
窒素欠乏応答におけるマイクロRNAダイナミクスの制御機構
蜂谷卓士 (島根大学 総合科学研究支援センター)
硝酸還元と呼吸鎖の相互作用に関する解析
丸山明子(九州大学 農学研究院)
硫黄栄養によるグルコシノレート代謝の調節
反田直之 (東京大学 農学生命科学研究科)
ホウ素応答における翻訳制御の網羅解析
三輪京子(北海道大学 地球環境科学研究院)
植物のホウ素要求量を低下させる遺伝子変異の探索
和崎淳 (広島大学 統合生命科学研究科)
クラスター根を形成する植物の養分吸収
松村篤 (大阪府立大学 生命環境科学研究科)
様々なリン獲得戦略に着目したダイズ遺伝資源の低リン耐性評価
安彦友美(九州大学 農学研究院)
九大農場移転に伴う「豊かな農地づくり」
深尾陽一朗 (立命館大学 生命科学部)
シロイヌナズナにおいて亜鉛欠乏応答するDefensin-like family proteinsの解析
田畑亮 (名古屋大学 生命農学研究科)
シロイヌナズナ器官間シグナリングを介した鉄吸収制御
小林高範 (石川県立大学 生物資源工学研究所)
ユビキチンリガーゼHRZによるイネの鉄シグナリング

